事件に関する映画にはドキュメンタリー 「The shot heard Round The world
(世界に轟いた銃声)」が出来ている。約70分。
製作者は、Ms.Christin Choy。1952年中国上海生まれ。父は韓国人、母
はモンゴル人で、彼女自身は1967年にアメリカに渡った。1972年に映画製作
を始め「誰がビンセントチンを殺したか」などを制作。昨年までアメリカの映画
学校の中でも屈指のニューヨーク大学等で教鞭とっていたが、現在は香港大
学に移った。
1996年10月17日(現地での命日)にドキュメンタリー「世界中に轟いた銃
声」完成の知らせが彼女からファクスで服部家に届けられた。
3年間、服部家側の民事弁護士チャールズ・ムーア氏と全面的に協力しあ
いながらこの事件の報告とその後の論争を集めた。
字幕制作は早稲田大学を中心とした学生サークル「qoon」。
現在日本での著作権は映画配給会社の「クロックワークス」が所有してい
る。
1 「アメリカを愛した少年」 賀茂美則著。
美恵子、政一のボランティア通訳として刑事裁判を傍聴した賀茂氏による裁
判記録。
2 「海をこえて銃をこえて」 坂東弘美と服部美恵子の共著。
署名運動に始まり民事裁判の勝訴にいたるまでが、「YOSHIの会」の動きを
中心に記されてある。
1 YOSHI
遺体引き取りのために渡米し、帰国の機内で母親の服部美恵子が書いた
詩に、シンガーソングライターの、まのあけみが作曲したもの。歌、まのあけ
み。100人の合唱曲「世界中のYOSHI君のお母さんへ」と朗読「アメリカの
人々へ / To Americans」も収録。
2 海をこえて銃をこえて(「Bye Byeセンチメンタルママ(まのあけみ)内」
服部美恵子と「YOSHIの会」が共同で作詞。まのあけみ作曲。聖書の中に
ある「一粒の麦」という言葉に突き動かされて出来た。
3 Yoshi's Gift
「Yoshi's Gift賞」と同名。剛丈の七回忌イベント「オリジナルソングコンテスト」
でグランプリを獲得した山田晃平作曲。作詞服部美恵子(まのあけみ協
力)。歌は晃平&洋子